Scatterを使用してEOS登録、Transferのコマンド(Binanceへの送金など)

あなたのETHアドレスにEOSのトークンが残っていませんか?

それはもう、永遠に凍結されました。イーサリアム上のEOSのERC20スマートコントラクトは停止していますから。あなたのEOSは今、メインネットにあります。では、そろそろメインネットに登録しましょう。今回の記事でScatterを使ってEOSBinance(バイナンス)へ送金する方法を載ってみます。後の記事でcleos(上級者向け)の使い方を徹底的に解説します。(cleosLinuxMacのみで使えます。)

まず、Scatterのアドオンをあなたのブラウザーにインストールして下さい。https://get-scatter.com/

パスワードを決めて、Create New Scatterを選択。

シード言葉を必ずどこかにメモして下さい。これはScatterのリカバリーとなるから誰にも見せないで下さい。(上の写真は例だけです)

後、Start Basic Setupを選択。

では、EOSのパブリックキーとプライベートキーが必要です。

EOSを登録した時、こんな風にプライベートキーが現れました。ちゃんとメモしましたか?(登録をしなかった場合は、最後の項目「登録を忘れた場合」を参照して下さい)

(注意:絶対、自分のプライベートキーを誰にも見せない!しかし今回、ここで特別に例としてバレましたから、先にアクセスした人はEOSを貰えます。早い者勝ち!)

では、これを使ってScatterを用意しましょう。

上のフィールドはScatterのアカウント名だけです。取り敢えずそれを無視して、プライベートキーを下のフィールドにコピペしましょう。パブリックキーが一致したら、準備完了です。

最後に、activeownerのパーミッションを選択。

activeownerはほぼ同じ事をできますが、ownerはさらに特別のパーミッションがあります(LinuxMacrootと同じ)

ownerだけはそのアカウントの所有権、つまりプライベートキーを変えます。

一つのアカウントは他人のownerがある場合もあります。他人からEOSのアカウントを貰う時は、必ずあなたはownerのパーミッションも貰った事を確かめて下さい。

ところで、ETHから登録した場合、EOSのアカウントの名前は自動的に制作されます。その名前はここで表示されます。(この場合、私は特別にjedaexample1の名を作った。普通はランダムの12文字です)

https://eosauthority.com/account EOSETHのパブリックキーをコピペしてEOSのアカウント名を確認する事も出来ます。

では、https://eostoolkit.ioへ行きましょう。そこで、左の項目からAttach An Accountを選択して下さい。Scatterは開きます。

自分のEOS AccountSelect Identityの青いボタンでセレクトして、そしてAcceptをクリックして下さい。これでeostoolkitScatterのアクセス許可を与えます。

EOSを使う前に、まずCPU, Bandwidth, RAM3つの要素が必要です。これはEOSで予約する。

最初に登録した時、普通にこれらは既に予約済みです。そうでなければ、そのアカウントは使えない状態に済んでしまいます。

https://eosflare.io で自分のアカウントを簡単に確認できます。ご覧の通り、CPU1EOSBandwidth1EOSRAM4KBとなっています。

EOSを使うには、最低限として0.2EOS並みのCPU0.2EOS並みのBandwidth、そしてRAM4KBを推薦します。それ以下の数は、アカウントの使える状態は保証できませんなのでご注意下さい。でも使えないままに落ちてしまったら、他の人から救出を頼めます。

では、要らない資源からEOSを解凍しましょう。eostoolkitの左の項目から、Manage Account > Undelegate (Unstake)を選択して下さい。

jedaexample1の場合、せめて使える状態を保つ為以外の全てのEOSを送金したいのなら、上記のように記入すればいいでしょう。CPUBandwidth0.2EOSを残します。

取引をする度に、Scatterは一度開きます。内容をよく確かめてから、Acceptをクリックすれば、取引が実行されます。

解凍はまだ終わっていません。予約から解凍するには、3日間の解凍期間を待つ必要があります。

3日が過ぎてから、最後に解凍するには、refundを行いましょう。

refundを実行する前に必ず、72時間が過ぎた事を確かめてください。

これでようやく解凍済みです。送金やRAM売買を行うようになりました。

ここからBinanceへ送金しましょう。まずは、Transfer EOS(送金)を選択。

BinanceEOS Deposit Addressを、EOSToolkitRecepient

BinanceEOS Deposit MEMOを、EOSToolkitMemoBinanceへ送金する時は必ずMEMOを忘れないで)

Senderは、自分のEOSのアカウント名前。(私の場合はjedaexample1

・そしてQuantityは送金したいトークンの数

最後に、eostoolkitで内容をよく確認して、後はScatterSENDしてゴー!

というわけです。

 

登録を忘れた場合

ETHアドレスにEOSがあるのに、キーの登録を忘れた、それとも失敗におわっちゃったかも知れません。

そんなあなたも、EOSに登録してメインネットを使えます。

Scatterを開いて、Key Pairsへ。

右上の青いNewボタンをクリックして。

最後に、ETHのプライベートキーを入力してから、上のメニューでETHEOSに変えて下さい。

ETHのキーはEOSのキーに自動的に変換します。それからセーブできます。

これで、最初に未登録はずだったのEOSは使えるようになりました。

ご不明点等がありましたら、是非ともコメントして下さい。

9 thoughts on “Scatterを使用してEOS登録、Transferのコマンド(Binanceへの送金など)

  1. ギャリソン 返信する

    > 後、Start Basic Setupを選択。
    > EOSを登録した時、こんな風にプライベートキーが現れました。ちゃんとメモしましたか?(登録をしなかった場合は、最後の項目「登録を忘れた場合」を参照して下さい)

    上記記述に関してEOSメインネット移行後でもEOSの登録出来るのでしょうか。(EOSのページの「GET EOS」ボタンがもうありませんでした。)
    取引所にあるEOSをscatterに移したいのですが、KeyPairを登録しないと移せないのでしょうか。
    scatterに入力する公開鍵、秘密鍵の作成方法がわかりませんので、ご教授いただければ幸いです。

    • jill 返信する

      ギャリソン 様 お返事遅くなり誠に申し訳ありません。
      EOSのアカウントお持ちでしょうか?取引所にあるEOSをscatterに移動したいと、EOSのアカウントが必要です。
      ETHから登録した場合、EOSのアカウントの名前は自動的に制作されます。他の場合、ツール(ウォレットなど)を通じて、EOSのアカウントが作れます。その時、公開鍵と秘密鍵が自動的に制作されます。
      詳しくはhttps://t.me/eosjapanに参加してください。
      宜しくお願いします。

  2. makoto 返信する

    ご質問させてください「3日間の解凍期間を待つ必要があります。」3日過ぎてないでrefundしたらどうなってしまうんですか? 仕様なんでしょうか? 過ぎたことはeostoolkit.io上で確認できますか?
    よろしくお願いします。

  3. 工藤 返信する

    質問させてください。

    EOSのDAPPSゲームをプレイしたいと思い、クローム拡張機能にてscatterをインストールしました。
    どうやらEOSのプライベートキーやパブリックキーが必要なようなのですが…
    EOSメインネット移行後、EOSのページの「GET EOS」ボタンがありません。

    どのようにすれば宜しいでしょうか?

    ご回答よろしくお願い致します。

    • jill 返信する

      ご質問ありがとうございました。EOSメインネット移行前、マッピングした事ありますか?またはEOSメインネット移行前後、EOSが取引所に保存してましたか?EOSのDappゲームをプレイしたいなら、EOSメインネットのアカウントを持つ事が必要です。EOSアカウントを持ったら、そのアカウントのプライベートキーとパブリックキーをScatterに入力した後でゲームがプレイできます。

      • 工藤 返信する

        返答ありがとうございます。

        EOSメインネット移行前にマッピングしたこともなく、EOSのアカウントを持っていませんでした。
        なので、質問させて頂いてから調べて、EOSのアカウント生成しました。
        しかし、Scatterを拡張機能からインストールし、プライベートキーとパブリックキーをScatterに入力しましたが、ゲームが未だできない状態です。
        (ちなみにScatterでの入力で、プライベートキーを入力したらパブリックキーは自動的に表示されました)

        Scatter側から「追加情報をリクエストしています。
        必要
        EOSアカウント
        アプリケーションによっては、メールや生年月日などの情報が必要になることがあります。右側のアイデンティティは、利用可能な特定のプロパティを使用してネットワーク上で所有しているものです。
        たとえアプリケーションがアクセス権を要求していないプロパティをIDに提供しても、アプリケーションはそれらを見ることはできず、そのアイデンティティの存在を知ることさえできません。」と表示されてしまいます。
        「メールや生年月日などの情報が」とのことなので、それらを入力しましたが、やはり解決せずで今また調べてしたところです…。

        • jill 返信する

          申し訳ないですか、Scatterのエラー画面をスクリーンショットして、info@eosjapan.orgにメール送りませんか?(private keyが見える場合、必ずprivate keyをカバーして誰でも見えないように送ってください)その画面によってエラーに対応します。

      • 工藤 返信する

        再度失礼致します。
        一度Scatterを削除し、再度インストールして試してみたところ、無事にゲームをプレイできるようになりました。
        お手数おかけ致しました。

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