CoinbaseのCEO、Brian Armstrong氏は5月に完全な資金調達を進めようとしているプラットフォームについて、「ISP（集中型）やブラウザ（分散型）のように、公開された金融システムを構築するための集中型及び分散型の製品は、どちらもインターネット エコシステムにおいて重要な役割を果たしている」と述べた。
そのような一団がシェアしている未来の成長計画が、伝統的な金融サービスの枠組みの中で仮装通貨を統合すべく現在ICOを開催中のベンチャー企業、Platioだ。
そのアイデアは、ユーザー（個人と法人の両方）が寄せ集めたものの管理、仲介、単一のプラットフォームでの支払いと取引所のソリューション、または“たった1度のログインで可能になる、一体化型銀行アプリから仮想通貨や法定通貨、株式…などへアクセス”を提供することをプロジェクトのホワイトペーパーの概要としている。
EOSからの派生
法定通貨と暗号通貨の適切なバランスを明らかにすることは、大量採用を成し遂げる上で一定数のアナリストを確保することと同じくらい重要な側面である。
PlatioのCEO、Dima Okhrimchuk氏は自身の信念として、最終的に「すべての金融資産はトークン化され、ブロックチェーン上で実行される」と表明し、「国際金融システムを完全に一変させる革命」に達すると述べた。
しかしながら、法定通貨のための包括的な提供サービスを供給するプラットフォームを計画している最中とはいえ、株式や仮想通貨をプラットフォーム上で平等なパートナーとすることで、より多くの人が仮想通貨に慣れることが可能になる。
最終的なプラットフォームでは、EOSのブロックチェーン上で主催され、EOSテクノロジー上で構築される初の完全なBaaS（銀行機能）ソリューションにする。
潜在的な投資家を最大限アクセス可能にするために、Platioはイーサリアムブロックチェーン上のERC-20に対応したトークンである仮想通貨、PGASをリリースする。EOSインフラストラクチャが設置されれば、プロジェクトチームは独自のサイドチェーンでエアースワップを実行する。
最終的に提供されるものには、法定通貨での支払いを承認するためにすでに調達しているEUライセンスを活用し、流動性がいくつかの決済、および仮想通貨によって裏付けされる支払カードも組み込まれる予定だ。このプロジェクトは、ビジネスモデルをグローバル化するという総合的な使命の元、今後のICOに向けて3400万ユーロのハードキャップを設定した。