仮想通貨「EOS」とは?
仮想通貨を代表するコインといえば「ビットコイン」になります。
その「ビットコイン」以外のものをアルトコインといいます。
数あるアルトコインの一種であるのが「EOS(イオス)」です。
EOSは、2017年にICOにより誕生した通貨です。
ICOは上場後は順調な値上がりをみせました。
そもそもEOSが開発された目的とは、企業の業務サポートで使われることをコンセプトとして開発が進められました。
EOSの基本情報をまとめました。
- 通貨名(通貨単位):EOS(EOS)
- 公開日:2017年6月26日
- マイニングシステム:DelegatedProofofStake
- ブロック生成速度:3秒
- 発行上限枚数:1,000,000,000EOS
- 公式サイト:https://eos.io/
「EOS」の特徴は?
EOSの最大の特徴として、「利用価値がない」ことがあげられます。
利用価値がないとは、一体どういうことでしょうか?
そのような通貨の価格が上昇する理由とは、なんでしょうか?
具体的に利用価値がないとは、以下のようになります。
- EOSトークン自体に使用価値はない
- 決済としての機能もない
- 48時間以内に移転不可となる。
つまりEOSは、ICOの資金調達のためだけに作られた通貨となります。
それでもEOSの価格が上昇した理由は、以下の通りとなります。
- 機能性の高さ
- 開発者に経験豊富なメンバーが揃っている
- EOSの特徴や機能性からへの将来性への期待感
- 仮想通貨全般やICOなどのブームの加熱感など
様々な要因があります
「EOS」はどこで買える?扱っている取引所は?
EOSを取り扱っている仮想通貨取引所は、Binance,Bitfinex,Bithumbなどの海外の取引所を使うことになります。
その中でも特におすすめなのが「Binance」です。
Binanceは中国の取引所です。
Binanceの特徴は、手数料の安さにあります。
手数料が0.1%は、かなりお得感があります。
また取扱通貨数は70種類以上と豊富で人気コインも多く取り扱っています。
Binance独自のコインBNBを発行しており、BNBで取引を行うと取引手数料最大0.05%まで安くなるというメリットがあります。
Bitfinexは香港の取引所です。
特徴は、P2Pのレンディングサービスを行っていることです。
また過去のハッキング被害を教訓とし、セキュリティ面に重きをおいています。
「EOS」のウォレットはどこで入手する?
EOSを入手するには、取引所で購入するまたはICOに参加するかのどちらかの方法となります。。
取引所を利用する場合は、EOSを扱っている取引所に登録し、購入する必要があります。
EOSを扱っている取引所は、国内にはありませんので海外の取引所を利用することになります。
ICOに参加するにはイーサリアムのウォレットを所持し事前にイーサリアムを入れておく必要があります。
スマホなどで、仮想通貨を管理したい場合に、便利なアプリがあります。
『ジャックス(JAXX)ウォレット』対応OSは以下のものとなります。
iOS、Android、Windows、Mac、Linux公式サイトより対応OSを選択しインンストールします。
「EOS」の将来性は?今後はどうなる? プロダクトは実現しているの?
利用価値のないことが特徴のEOSは、ICOブームや仮想通貨ブームの影響もあり、価格が上昇しています。
EOSで利益を出すには、ICOで購入した分、取引所で売ることによって利益を得られるというメリットがあります。
ICOでは、取引所より安く売っている分、取引所で売った際にその差益を得られるということなんです。
しかし、全ての人が利益を出しているわけではないことも、ひとつの事実です。
ブームが去った時に、果たしてEOSの価値はどうなるのかと検討の余地はあるでしょう。
一方でEOSの機能面においては、優れた点がありますので利用価値のニーズがあることも、またひとつの事実です。
EOSに投資する際には、EOSの特徴を理解する必要があるでしょう。